ソフトバンク、メキシコのフィンテック企業に1億2,500万ドルを投資
メキシコとコロンビアでフィンテック事業を展開するアルファ・クレジット(AlphaCredit)は1月26日、ソフトバンク・グループから1億2,500万ドルの投資を受けたことを発表した。アルファ・クレジットは2010年にメキシコ市において、アウグスト・アルバレス氏とホセ・ルイス・オロスコ氏によって設立された。同社ウェブサイトによると、現在メキシコで210のサービス拠点に従業員約2,000人、コロンビアで25のサービス拠点に従業員約950人を擁する。また2018年末までに、商業銀行が融資対象としないような個人や中小零細企業向けに貸し付けを行い、同時点で総額10億ドル相当の融資やリースを延べ50万人に提供した。同社は自社で開発したフィンテック・プラットフォームのボントゥ(Bontu)に加え、AXSやアルカンサ・カピタル(Alcanza Capital)といった、いずれもメキシコ資本のプラットフォーム開発企業と協業している。